〔概 要〕
「世の中にないものをつくれ」の精神のもと、革新的な製品を生み出し続けていらっしゃる株式会社島精機製作所のショールームにお邪魔しました。
まず、横編み機等についてのお話を伺いました。ホールガーメントは立体形成される為、今までとは違ったデザインが出来るだけでなく、カットロス・縫代ロスが出ない、
サステナブルな生産方法なことが分かりました。
続いて沢山のサンプルを見学させていただきました。衣料品だけでなく、雑貨やインテリアなどでもニットが使われていました。繊細で美しい物や新しい物、これもニットで!と、わくわくしながら拝見しました。
最後にデザインシステムのバーチャルシミュレーションをご紹介いただきました。糸の情報を取り込むだけで、編地になった状態を見ることが出来たり、1枚の写真から商品の色を展開するなどが瞬時にでき、企画の時間が短縮できサンプル作成のコストも削減できます。実物の生地なのか印刷なのか、手で触れないと分からないほど精工なことにも驚きでした。
ニットに対するイメージが大きく変わる見学会でした。今後、どんなデザインの衣料品に出逢えるか、またニットがどんな分野で利用されるのか楽しみです。